2019/03/14 00:00

実験用の小さなカップも山ほど挽いて、素焼きしました。
板状のものや、板に棒が立っているような形のものをテストピースに使う人も多いですが、
実際に使うカップ型の方が、釉薬の垂れ加減や内側と外側の違いがわかりやすいので、カップにしたんです。

カップは轆轤で挽くので、粘土板を作るよりは、ちょっとめんどくさいですが、
でも、形を揃えなきゃいけないわけでもないですし、高台も、そんなに丁寧に削る必要もないですしね。

実は、そのころまでに、師匠のところで、轆轤の練習を兼ねて、
絵付け体験用の湯のみを山ほど挽かせてもらってたことがあったので、カップ型を挽くのは、平気だったんです。

色々なことが、色々な場面で、密かに生かされますね。

で、そのカップに、釉薬をかけて、とりあえず、焼いてみるのですが、
この焼く作業にも、大きな仕掛けがあるんです、結晶釉は。


(つづく・・・)