2019/04/22 00:00

20.愛しき不安定!?

そんなこんなで、ようやく自分の結晶釉が完成して、結晶釉に絞って創作活動をするようになりました。しかし、不安定な釉薬であることには変わりありません。今でも、よくわからない部分がたくさんあります。時々...

2019/04/19 00:00

19.酸化亜鉛

神戸で個展をしたときに、結晶釉を手掛けているタイル会社の方が来てくださったことがあります。その時に、先の白い酸化亜鉛の話をしたんです。きっと、たくさん扱っていらっしゃるから、そんなこともご存じなん...

2019/04/16 00:00

18.誤差

ようやく、まずまず安定した調合と焼成曲線が見つかって、必要な原料をたくさん仕入れて、調合しました。これで、やっと結晶釉に絞って創作活動ができる!と思っていたのですが、人生、そんなに甘くはありません...

2019/04/13 00:00

17.焼成曲線

焼成方法もあれこれやってみました。不安定極まりない釉薬ですから、本当に、練らしの温度が5℃違うだけで、けっこう変わるんです。1200℃も上げるのに、5℃くらい…とか思ってましたが、いやいや、5℃は重要ですwwそ...

2019/04/10 00:00

16.ゼーゲル式

ゼーゲル式というのは、ゼーゲルさんという人が編み出した釉薬調合の計算式です。簡単にいえば、釉薬に使う原料の成分から、どの成分が何モル入っているかを計算して、それぞれのモル比をもとに、その釉薬がどう...

2019/04/07 00:00

15.発想の泉

だいたい失敗ばかりが続くわけですが、その中に、時々、ちょろりといい気配がするのが紛れていたりするんです。本当に神様は意地悪です。(別に信者じゃないですけどw)しかし、そういうのがあると、ついつい期待...

2019/04/04 00:00

14.しなやかに逞しく

だんだんと、失敗を繰り返すうちに、人間の心って強くなるものなんですね。さすがに、へっちゃらとまではいきませんが、窯を開けたときの落ち込み具合は減ってきますwwでも、お金もかかるし、なかなかコンスタン...

2019/04/01 00:00

13.窯の中の温度

スーパーキルンで、日々、焼いているうちに、窯の中の温度差でも結晶の出方が変わっているのがつかめてきました。っていうか、そんなこと、もっと早く気づけよって感じですww小さな窯ですが、それでも、窯の場所...

2019/03/29 00:00

12.副業事件

そうそう、ちょうどそのころに、某地元新聞社主催の徳島の陶芸家展みたいなイベントが毎年開催されていて、ある年、師匠が推薦してくれたんです。ところが、新聞社の担当者から電話がかかってきて、ピアノ教室と...

2019/03/26 00:00

11.二足のわらじ

話は変わりますが、実は、私は、今も二足のわらじで、小・中学生の受験勉強のお手伝いをする家庭教師をしているんです。当時は、三足のわらじで、それにプラス、ピアノ教室もしていました。午前中からは、陶芸を...

2019/03/23 00:00

10.スーパーキルン

ちょうど、あれこれと実験している頃に、師匠が工房を引っ越しされたんです。それで、師匠が昔使っていたスーパーキルン、いらないか?と声をかけてくださったのです。そもそもスーパーキルンって、何?っですよ...

2019/03/20 00:00

9.焼いてみる

謎だらけになったところで、とりあえず、焼いてみないと始まらないわけですから、焼いてみました。実験用カップの裏に、い、ろ、は、に、ほ、へ、と・・・って書いてwそれぞれの釉薬をかけて、とりあえず、1230℃...

2019/03/17 00:00

8.焼成方法

普通の陶器は、電気窯で焼く場合、3時間半ぐらいかけて、560℃くらいまで温度を上げます。続いて、2時間程度で900℃まで上げて、さらに、3時間半ぐらいかけて1230℃まで上げます。900℃と1230℃で、それぞれ10分~20分...

2019/03/14 00:00

7.実験用カップ

実験用の小さなカップも山ほど挽いて、素焼きしました。板状のものや、板に棒が立っているような形のものをテストピースに使う人も多いですが、実際に使うカップ型の方が、釉薬の垂れ加減や内側と外側の違いがわ...

2019/03/11 00:00

6.実験室化

近所の100均で、小さなタッパーをいっぱい買ってきて、い、ろ、は、に、ほ、へ、と、・・・とかマジックで書いて、それに調合した釉薬を入れていきました。なんで、「い・ろ・は」やねん!って言われそうですがww...