2019/03/23 00:00
ちょうど、あれこれと実験している頃に、師匠が工房を引っ越しされたんです。
それで、師匠が昔使っていたスーパーキルン、いらないか?と声をかけてくださったのです。
そもそもスーパーキルンって、何?っですよね。
私も思いました。
普通、電気窯で焼くと、最低でも9時間半ぐらいはかかる焼成時間が、
スーパーキルンでは、なんと!半分以下に短縮できるというのです。
エゼクト効果(気体を高速度で噴出させ流体圧力で他の気体を引き抜く?) とかで、
温度を急上昇させても、作品が割れずに焼けるらしい。。。
このあたりの仕組みは、当然、さっぱりわかりませんww
が、とにかく便利そうじゃないですか。
ガスの窯なので、ついていなければいけないのですが、
でも、結晶のための練らしの時間を入れても5~6時間なら、たいしたストレスでもないし。。。
なにより、電気窯で焼けば、9時間半+結晶のための練らし時間が2~3時間かかるので、
翌日には、まだ十分に窯が冷めていない。
つまり、連日焼くなんてことは不可能なのですが、スーパーキルンなら、それができるのです。
実験にはもってこいです。
しかも、もう使ってないから、いらないとおっしゃる。
ただですよ~、ただww
運命だ~!などと、またしても思いながら、
有り難~く頂戴して、実験が続きました。
(つづく・・・)