2019/04/04 00:00

だんだんと、失敗を繰り返すうちに、人間の心って強くなるものなんですね。
さすがに、へっちゃらとまではいきませんが、窯を開けたときの落ち込み具合は減ってきますww

でも、お金もかかるし、なかなかコンスタントにうまくいきそうな着地点はみつからないし、
どこかで辞めなきゃいけないよな…と、漠然とは思っていたんです。

やっぱり、素人が手を出して、どうにかなるようなものではないんじゃないかと。。。
やっているプロだって、極端に少ないですしね。

たまに、どこかの窯元と話をする機会があったりすると、何をやっているのか?などと聞かれるわけです。
「結晶釉?」
なんて、半分バカにしたように、笑われるんですよね。

「じゃぁ、ポットミル、回してるの?」なんて言われたりもする。
ポットミルというのは、釉薬を均等に粉砕して混ぜる器具で、まぁ、普通、陶芸家はそれで釉薬を作るんです。

でも、私は乳鉢かミキサーww
そう、キッチンで、ガーッてやるあのミキサーです。

そしたら、また「ミキサー?」なんて、驚きと失笑ですよ。

今でも、ミキサーとほぼ100均で揃えた道具でやってますけどね。
クッキングとそう変わりないです。それでも、できてますけど、何か?って感じです、今ならww

たまに来る窯のメーカーさんにさえ、「この窯で結晶釉ですか?」なんて言われる始末。

えー!!、お宅の窯使ってるのに、それはないでしょうよー、って思ってましたが、
なにせ、完成していないわけですから、反論のしようもない。

でも、こういう経験を重ねるうちに、しなやかに逞しくなるんですよね、人ってww
実は、自分でも驚いてたんです。
思ったより、しぶといww

(つづく・・・)